kintone標準機能で『CSV/エクセルインポート出来る !』ではなく、『 様々な制約を満たせばCSV/エクセルインポート出来る!』という表現が正しい。初めてkintoneを使う、プラグインやツールの予算無い、javascriptも書けない、という人は、使いにくいと思います。また、kintoneではCSVやエクセルのインポート/エクスポートではなく、読み込み/書き出しと言います。
プラグインやツールやjavascriptカスタマイズを行わず、kintone標準機能でCSVやエクセルのインポートをする場合、以下3点を確認しながら正解を探ります。
※既存kintoneアプリであれば、列数(項目数)50列制限は無いです。
CSV内のカンマ区切りの金額の縦列(\マーク無し)は、数値フィールドとして認識できませんでした!CSV読み込み直後のフィールド型の設定画面で数値という選択肢が出てこないです。そのCSVには、マイナス金額のカンマ区切りもありました。仕方ないので文字列としてCSVインポート(読み込み)をしています。
kintone標準機能のみでCSVやエクセルによるデータのインポートを行う場合、基本的に新規レコード追加はCSVやエクセルで、レコード更新については手作業という運用を想定しないと運用でレコードデータインポート時のミスが増えそう・・・。レコードの重複とか・・・。kintone標準機能のインポートは問題多め。
kintoneでテーブル(繰り返しフィールド)を含む1アプリのCSVやエクセルのインポートは、なかなかやりにくいです。
「レコードの開始行」というフィールドをCSVやエクセルに1つの縦列として追加し、テーブル(繰り返しフィールド)を持つレコ―ドの先頭行には 「レコードの開始行」 にアスタリスク(*)を入れます。尚、テーブルに値を一切を持たないレコードもテーブルの先頭行として アスタリスク(*) が必要となります。アスタリスク(*)無しとなるのは、テーブルの2行目以降のレコードに限られます。
レコード一覧画面、新規レコード追加画面、レコード編集画面でjavascriptカスタマイズによってインポート機能を実装する方法もあります。