AWSとAzureとGCPはアカウントを持ってますが、OracleCloudのコスパが良いらしいということでアカウントを作ってみました。こうなると、アリババクラウドもアカウント作っておくべきかも。
「常時無償」と「30日間300米ドル無償トライアル」の2本立てです。
300米ドルの無償クレジットを以下のリソースで使えます。ほぼ一通り試せると考えていいと思います。
オラクルクラウドのアカウント開設時には、住所・名前・メール・国際電話番号・クレジットカードなどの情報入力が必要です。国際電話番号として日本の81を選んだあと、スマホなどの電話番号の最初は090ではなく、90として最初の0(ゼロ)を入力しない様に電話番号を登録します。そうしないと、SMSによる認証のメッセージ確認をできません。また、サインインの際に、Cloud Account Name(cloud tenant)も求められますのでメールとパスワードとCloud Account Name(cloud tenant)を覚えておきましょう。
Oracle Cloud Free TierよりOracleクラウドのアカウントを開設すると最初に以下のようなメールが届きますので、Sign In to OracleCloudから管理画面にログインして、多要素認証を設定するまでの手順です。
以下はオラクルクラウドのコンソールです。常時無償のものには、「Always Free対象」というタグが付いていてわかりやすいです。多要素認証を設定するには、画面右上の①「人間マーク(プロファイル)」⇒②「ユーザー設定」に進みます。
以下の様な画面になりますので、「マルチファクタ認証の有効化」に進みます。
以下の様にQRコードが出てくるので各種Authenticatorアプリへの登録を行えば完了です。
オラクルクラウドはテナンシーの中に役割別のコンパートメントを形成するという構成になり、以下の様な2種類のユーザー管理のしくみがあります。
サインイン直後のユーザーは管理者ユーザーで非常に強い権限を持ちますので利用は最低限に控えるようにしましょう。DeveloperやOperatorなどのグループを作り、適切なポリシーを設定し、権限を絞ったユーザーを発行して利用することを推奨します。