AWS CodeCommitにリモートリポジトリを作ってローカルリポジトリからgit pushするまで

手元にあるローカル環境のマシンはWindows10 ProでAWS CodeCommitは東京リージョンの場合です。あらかじめローカル環境Windows10 ProにGit for Windowsをインストールしておいてください。各コマンドは基本的にWindows PowerShellで実行しました。

AWSコードシリーズのおさらい

AWSのCodeなんちゃら達を確認。

  1. CodeCommit・・・(Git)リポジトリ
  2. CodeBuild・・・ソースコードのビルド/テスティングサービス
  3. CodeDeploy・・・ビルドされたモジュールのデプロイサービス
  4. CodePipeline・・・継続的デリバリー/継続的インテグレーションをサポートするサービス

最初にAWS上のCodeCommitリポジトリを空っぽで作って、ローカルリポジトリでindex.htmlファイルを作り、ローカルリポジトリからAWS上のCodeCommitの空っぽのリポジトリにgit pushするところまでやります。

CodeCommitにリポジトリを作る

  1. CoedeCommitへ
  2. リポジトリを作る
  3. 作ったリポジトリの名前をメモる

AWSのCodeCommitにSSH接続するためのキーペア作成

キーペア配置用のフォルダをつくる

mkdir c:\Users\Windwosのユーザー名\.ssh

作ったフォルダに移動

cd c:\Users\Windwosのユーザー名\.ssh

AWSのCodeCommitにアクセスするため、手元のWindows10やMacbookなどのローカルマシンでキーペアを作る(下記は、Windows10の場合の鍵生成コード)

ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "your_email@example.com"

※EC2インスタンスからAWSリソースを利用する場合、IAMユーザのアクセスキーではなくIAM Roleを利用してください。今回はローカルのWindows10 ProからAWSのCodeCommitにSSH接続しますので、SSHのキーペアを使います。

出来上がった、.ssh/id_rsa.pub が公開鍵です。

AWSのIAMユーザーに公開鍵登録

  1. IAMへ
  2. ユーザーへ
  3. 公開鍵登録するユーザーを選ぶ
  4. タブで「認証情報」へ
  5. AWS CodeCommit の SSH キーで「SSHパブリックキーのアップロード」をクリック
  6. 公開鍵を登録
  7. AWS CodeCommit の HTTPS Git 認証情報で「認証情報を生成」をクリック
  8. 「SSHキーID」をメモる
  9. さらに「ユーザー名」と「パスワード」をメモる、か、「証明書のダウンロード」で保管する

code commitへの接続用 .ssh/configファイル作成

ローカルのマシンでSSHキーIDを、たとえば以下の様に.ssh/configファイルへ記載

Host git-codecommit.*.amazonaws.com
User Your-IAM-SSH-Key-ID-Here
IdentityFile ~/.ssh/config

ローカルにcode commitリポジトリをgit clone

リポジトリを配置するためのディレクトリをローカルのマシンに作り、そのディレクトリに移動して、CodeCommitの東京リージョンなら、以下のコマンドでgit cloneしてCodeCommitのリポジトリをローカルに作る

git clone ssh://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com/v1/repos/最初にcode commitに作ったリポジトリの名前

リポジトリは以下の様にローカルに作られる

リポジトリを配置するためのフォルダ/最初にcode commitに作ったリポジトリの名前

そのため次の様に移動

cd リポジトリを配置するためのフォルダ/最初にcode commitに作ったリポジトリの名前

移動先で、以下の様な index.htmlファイル を作成し保存

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTMLテスト</title>
</head>
<body>
<p>HTMLファイル作成!</p>
</body>
</html>

作成したファイルをgit add して git commitする

git add .
git commit -m "first commit index.html"

git logでcommit idを確認してみる

git log

この流れだとなんとなくしたくなるgit status

git status

AWSのCodeCommit上にあるリポジトリにプッシュする前にリモートリポジトリ設定を確認。リモート先のoriginリポジトリを確認してください。

git remoete -v

こんな感じになっていればOK

origin  ssh://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com/v1/repos/最初にcode commitに作ったリポジトリの名前 (fetch)
origin  ssh://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com/v1/repos/最初にcode commitに作ったリポジトリの名前 (push)

リモートリポジトリにプッシュ

git push origin master

AWSのCodeCommitのリポジトリの画面でindex.htmlが出来ていれば成功

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