Redmine(bitnami)はさくらインターネットのスタンダードプランでは使えません。
チケット管理をオンラインで出来るという事で、プロジェクト管理ツールでRedmineを採用することにしました。
さくらのVPSに bitnami Redmine を入れている記事はありましたが、さくらインターネットのレンタル共有サーバーのスタンダードプランにはインストール出来ないかな?と思いトライしましたが、ダメでした。忘れない様に残しておこうと思います。
.runファイルをwgetでダウンロード後、管理者権限が無い為、.runファイルを実行させられず、終了してしまいました。
手順
1.ssh接続
さくらのスタンダードプランは、サーバーコントロールパネル⇒サーバー情報の表示⇒サーバーに関する情報、でホスト名やFTPに関する情報の確認が出来ます。
ホスト名を確認したら、FTPアカウントでssh接続出来ます。TeraTermで鍵接続ではなく、普通のパスワード接続します。
2.bitnamiでLinux版のRedmineを取得して、実行。
Install Redmine, Download Redmineより、linux版を選んでダウンロード。
//Redmine用につくったディレクトリに移動してダウンロード wget https://bitnami.com/redirect/to/129259/bitnami-redmine-3.3.0-2-linux-x64-installer.run
パーミッションを変更して実行。
//パーミッション変更 chmod 744 ./bitnami-redmine-3.3.0-2-linux-x64-installer.run //実行 ./bitnami-redmine-3.3.0-2-linux-x64-installer.run
このあと、ELF binary type “3” not known.ということで、root権限(管理者権限)がないため、/etc/rc.confにlinux_enable=”YES”として再起動も出来ず。.runファイルを実行出来ず。
それでも使いたい方は、「The Linux+FreeBSD mini-HOWTO: 別 OS のバイナリを実行する」あたりがヒントの様ですが、時間効率を考えると、この方向性は辞めた方が無難・・・。素直にどこかのVPS(root権限)にお金を払う方がおそらく速いと思います。
結論
VPS以上のroot権限があるプラットフォームでないと、Redmineを動かす事は不可です。
VPS でない普通のサクラのレンタルサーバーはOSが、FreeBSD で、Linux バイナリの実行を禁止している様です。FreeBSD 用のパッケージを入れてください。
という事らしいです。私のググリングがあまいのかもしれませんが(笑)、この先、freebsd run linux binary で日本語でブログを書く日本人はあまり多く無い感じです・・・。英語圏もイマイチ記事が迷走していてズバッと解決に近づく感じの記事は出てこない感じです。私の英語力がダメなだけかもしれませんが・・・。時間泥棒警報を発令します、ここから先はお気を付けください。ご参考に、この記事、2017年5月の未だにメッチャ読んでもらってます。レンタル共有サーバーでssh利用できるやつで月額で最安のさくらスタンダードとRedmineは、皆さん同じように考えるけど、隠れた鬼門な王道という感じでしょうか。
「Heroku CLI接続後、Redmineをwindows10ローカル環境からトライ、途中で仮想マシンに方針変更。」に続きます。ローカルの仮想マシンですが・・・。