kusanagiで2コマンドのワンライナーでワードプレス立ち上げ【便利】
kusanagiの初期化とプロヴィジョ二ングを自動化する2コマンド、便利です。まず、kusanagiのワンライナーのコマンドを行う前に、仮想マシン起動後、yum updateと仮想マシン再起動を以下の様にやってください。その後、kusanagi initコマンドで初期化、kusanagi provisionコマンドでワードプレスのプロヴィジョニングを行います。
kusanagiのyum update
yum --enablerepo=remi,remi-php56 update -y
仮想マシン再起動
reboot
1. kusanagi initコマンドのワンライナー
kusanagiの初期化を次のワンライナーコマンドで出来ます。環境スペックにもよると思いますが20分くらい。
kusanagi init --tz Tokyo --lang ja --keyboard ja --kusanagi-pass f,Cx2g/Ww-2-$).B3 --kusanagi-phrase fy!M&9(s.8Ld,Zy --dbsystem mariadb --dbrootpass 3ebEKn2W+hM4 --nginx --php7 --ruby24
※kusanagiパスワード、kusanagiパスフレーズ、DBルートパスワードは適当に記載しています。長め、英数記号全部を混ぜて個々に変更してセキュアな感じで設定することを強くお勧めします。プライムストラテジー社の中の人より、「DBNAME/DBUSER/DBPASSをランダム文字列にすると最強」との事です。また、wp-config.phpをプロファイルディレクトリまで移動させ、chmodコマンドでディレクトリの各種権限設定も行ってください。
kusanagi initコマンドのワンライナー解説
タイムゾーン東京、日本語、日本語キーボード、Linuxユーザーkusanagiパスワード(FTP/FTPSで使う)、Linuxユーザーkusanagiの鍵パスフレーズ、データベースはMariaDB、DBルートパスワード、Nginx、php7、ruby2.4.x
主な kusanagi initワンライナー選択肢
kusanagiパスフレーズ無し(空文字列)
--nophrase
データベースPostgreSQLなら
--dbsystem psql
Webサーバ
//apache2
--httpd
アプリケーションサーバ
//HHVM
--hhvm
//PHP-FPM(PHP5)
--php5
kusanagi initが終わると、innodb_buffer_pool_size と query_cache_size の設定値がコマンド画面に表示されます(仮想マシンのRAM容量により数値は異なります)。
2. kusanagi provisionコマンドのワンライナー
WordPress、Concrete5、Drupal8などLAMPアプリケーションをプロヴィジョニングするワンライナーコマンドです。
kusanagi provision --WordPress --wplang ja --WooCommerce --email hoge@sub.hoge.ml --fqdn sub.hoge.ml --dbname subhogedbn --dbuser subhogedbu --dbpass ZMhEV59LkCz subhoge_html
※DBパスワードは適当に記載しています。長め、英数記号全部を混ぜて個々に変更してセキュアな感じで設定することを強くお勧めします。
kusanagi provisionコマンドのワンライナー解説
ワードプレス、ワードプレスは日本語、WooCommerceプラグインとStoreFrontテーマをインストール、Let’s EncryptのSSL証明証発行用email、FQDN(ホスト名)、データベース名、データベースユーザー名、データベースパスワード、プロファイル(仮想マシン内でFQDNに対するバーチャルホストディレクトリ名)
主なkusanagi provision選択肢
※WooCommerceが不要な方はコマンド内から削除してください。
CMSか、LAMPか、Ruby on Railsか
//WordPress
--WordPress
//Concrete5
--c5
//Drupal8
--drupal8
//Drupal7
--drupal7
//LAMP
--lamp
//Ruby on Rails
-rails
Let’s Encrypt SSL証明証発行無し
--no-email