kusanagi 立ち上げ直後にやっておきたいLinuxユーザー設定の基本
rootユーザーでssh接続、ログイン、rootディレクトリからkusanagiユーザー用のkusanagi.pemをscpコマンドで取り出すか、catコマンドで、手元のローカルPCでkusanagi.pemを紛失しないようにコピペ保管してください。
※取り出した後、rootディレクトリからkusanagi.pemを削除。もしくはパーミッション400に変えるなどを行ってください。
なお、kusanagiユーザーはwheelグループではなく、root昇格できないため、以下の手順にてLinuxの一般ユーザーを作ります
Linux一般ユーザーを作る
Linuxユーザーnishiをつくります
useradd -m nishi
パスワードを設定します
passwd nishi
※useraddでは、ユーザーと同時に同名称のグループも作られます。
ユーザーを消す場合は、userdel -r ユーザー名 となります。
Linux作業ユーザーnishiをwheelグループに変える
rootに成れるLinux一般作業ユーザーはnishiのみとする。
usermod -G wheel nishi
Linuxユーザーnishiのssh接続用の鍵をつくる
新規Linuxユーザーのnishiにユーザーを変更。
su – nishi
nishi用のキーペアを作り、今後の接続用に秘密鍵を手元の開発マシンへ保管。くれぐれも紛失しない様にご注意ください
※鍵は、Mac内でパーミッション600で保管しないと permission deny エラーが起きます。
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C “nishinishi@nishi.com”
パスフレーズを作ったら忘れないように保管してください。
公開鍵の名称を id_rsa.pubからauthorized_keysへ変更(既にauthorized_keysがある場合は追加)
cd /home/nishi/.ssh(パーミッション700必須)
mv id_rsa.pub authorized_keys
既にauthorized_keysがある場合
cat id_rsa.pub >> authorized_keys
rm id_rsa.pub
パーミッションを600に変更
chmod 600 /home/nishi/.ssh/authorized_keys
id_rsa秘密鍵はローカルにコピーしてnishi.pemとしてssh接続時に使ってください。ssh接続コマンドは以下のような感じです。ポート22の場合 -p 以下無しでOKです。
ssh -i /ローカルnishi.pem鍵までのフルパス ユーザー名@ホスト名 -p ポート番号
ssh -i /ローカルのパス/nishi.pem nishi@ホスト名
参考:Linuxユーザー一覧の確認
cat /etc/passwd
リモート接続によるrootログインを無効化。
/etc/ssh/sshd_config にて49行目あたり
PermitRootLogin yes を
PermitRootLogin no に変えます
以下にてsshdを再起動。
systemctl restart sshd.service
パスワード設定されていないLinuxユーザーアカウントを拒否する
/etc/ssh/sshd_config にて78行目あたり
#PermitEmptyPasswords no を
PermitEmptyPasswords no に変えます
以下にてsshdを再起動。
systemctl restart sshd.service
ssh接続のパスワード認証を無効化(接続は鍵認証のみへ変更)。
/etc/ssh/sshd_config にて
PasswordAuthentication no に変えます。
以下にてsshdを再起動。
systemctl restart sshd.service
以上で完了です。